Smart NS

マイナンバーが漏洩するとどうなる?
2016.05.30 月
従業員のミスは、企業の責任?
企業において、担当者となった従業員がマイナンバー(個人番号)を漏洩させてしまったり、
不適切な取り扱いをしてしまっていた場合はどうなるのでしょうか?
法的に見た時に、企業へのリスクを大きく分けて3つ紹介します。
1.刑事罰
これまでの個人情報の取り扱いと比べて、
マイナンバー法では漏洩に対して非常に厳しい責任が問われるものとなっています。
例えば、個人情報保護法の場合は、行政機関から命令を受けて、
それを無視した場合に初めて刑事罰が適応されるという罰則の規定があります。
しかし、マイナンバー法の場合は、行政機関からの命令という過程を経ずに刑事罰が適応されるので、
厳しさの違いが確認できます。
また、刑の重さで見ても、マイナンバー法は非常に厳しいものとなっています。
例えば、個人番号の利用事務の担当者が居たとします。
その方が、正当な理由もなく、マイナンバーを含む個人情報を誰かに提供した場合、
最高で4年以下の懲役となります。
基本的には、不正を行った従業員に対して罰則されますが、
両罰規定といって、企業側にも罰金などの罰則が科される場合もあります。
2.損害賠償の責任
2つ目に、損害賠償の責任、つまり民事的なリスクがあります。刑事罰の場合、当事者が故意でない場合科されることはありません。
しかし、民事上で発生する損害賠償の場合は、過失に対する責任を問われる可能性があります。
例えば、従業員の人為的ミスによる漏洩が起きた場合に、雇用者も使用者責任が問題とされて、
企業に対する損害賠償の責任を追及されることもあります。
3.行政対応が必要な場合も
マイナンバーの取り扱いを正しく行わせるための行政機関が設置されています。
特定個人情報委員会は、指導・命令、更に立入検査を行う権利があるので、
企業に立入検査が入る場合、その費用がかかることもあります。
4.法律以外にもリスクが
企業がマイナンバーを漏洩してしまえば、取引先や顧客からの信用が落ちてしまいます。
新規の顧客も獲得が難しくなり、取引先からマイナンバーの収集を拒否される場合も想定されます。
他にも、従業員の企業に対する不信感が企業内に漂う事となり、
業績が悪くなったり人材を 失ったりする事にもなりかねません。
漏洩を防止できるサービス
マイナンバー制度で、沢山の企業が個人情報を保管・管理を行うようになるので、
漏洩の危険性は、どの企業にも潜んでいると言えるでしょう。
しかし、規定を定めても人為的ミスは完全には防ぐことができません。
そこで、漏洩を未然に防止できるマイナンバー管理サービスをご紹介します
マイナンバー収集管理支援ツール
Smart NS は、マイナンバーの収集・管理・削除をかんたん&安全に実現します。
専用端末による管理+静脈認証によるアクセス制限+取り扱い区域を管理のオールインワンパッケージで、
マイナンバー制度のガイドラインに対応したマイナンバー管理が、今すぐ始められます。
中でも、静脈認証を導入している管理システムは珍しく、マイナンバーの担当者以外が個人情報に触れられません。
マイナンバーの漏洩を起こさないためにも、SmartNSの使用をご検討ください。
SmartNS で安全に保管管理
パスワードによる認証や、IC カードを用いた認証では、他人が
マイナンバー制度で企業が対応すべきこと
マイナンバー制度の施行と同時に(個人番号)通知カードの
マイナンバー制度導入のメリット・デメリッ…
マイナンバー制度を導入することにより、 企業や従業員にと
マイナンバーの管理の重要性
マイナンバーはこの個人番号と呼ばれる12桁の番号で形成
マイナンバー制度のメリットとは?
企業にとってのマイナンバー制度のメリットのうち、ここでHA
マイナンバーが漏洩するとどうなる?
企業において、担当者となった従業員がマイナンバー(個人番
マイナンバー対応の基本的な流れ
マイナンバーは、番号法により正しく利用することが定められ
マイナンバーに対応していくために会社がや…
平成27年の10月、マイナンバー制度の施行と同時に(個人
マイナンバーとは?企業との関係性は?
マイナンバーを安全に管理していくためのポ…
企業は、マイナンバーを正しく安全に管理する事を求められ
マイナンバーはいつ、どんな時に必要になる…
従業員の入社や退社に関する手続きでは多くの書類が必要に
事業者がマイナンバーを記入する主な書類と…
マイナンバー制度が始まり、企業が収集したマイナンバーを
個人番号と法人番号、何がどう違う?
マイナンバー制度が始まったことにより、国民一人一人にマイ
マイナンバーの情報漏えいのリスクとは?
マイナンバー制度が始まり、企業ではたくさんのマイナンバー
マイナンバーの収集・保管・削除を
かんたん&安全に実現します。
管理端末+静脈認証+取り扱い区域管理の
オールインワンパッケージで
ガイドラインに対応した
マイナンバー管理がすぐに始められます。