利用

オプション②varieKEY NS について

2016.05.30 月

varieKEY NS とは

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日本アクセスが開発した、マイナンバーの収集・保管・管理が、かんたん・安全に行えるSmartNSには、
オプションも搭載されています。

企業で従業員から収集したマイナンバーは、SmartNSに記録した後、
鍵付きのキャビネッ トや金庫等に保管されると考えられます。

この時、普通の鍵をかけただけでは、鍵の盗難等のリスクも考えられるため、
不安に感じる 事業主様もいらっしゃると思います。

そこで開発されたのが varieKEY NS を使った電子錠です。

今回は SmartNS のオプションのうちの一つ、varieKEY NS について解説いたします。

varieKEY NS の特徴

varieKEY NS とはスマートフォンアプリのことです。

使う前の準備として、マイナンバーの取り扱い区域(マイナンバーを取り扱う部屋等のこと) のドアに、
varieKEY NS と連動した専用の電子錠を設置します。

そして、実際に電子錠の開錠を行う際に、varieKEY NS を使用して電子錠の開錠を行います。

この開錠を行えるのは、あらかじめ登録されたマイナンバー管理担当者のみです。

また、開錠と同時に開錠の履歴が SmartNS に記録されます。

この varieKEY NS と連動した電子錠をドア等に設置することで、
マイナンバー取り扱い区域にはかんたんに入れなくなります。

また、利用履歴が管理できますので、マイナンバー管理担当者といえども、かんたんには開錠できません。

つまり、マイナンバー取り扱い区域の物理的なセキュリティを高めることができ、安心です。

初期設定

初期設定として、以下の操作が必要です。

「① Bluetooth ペアリング設定」
スマートフォンの Bluetooth の設定から、電子錠の Bluetooth ペアリングを事前に設定して下さい。

「② varieKEY NS の設定」
1) Wi-Fi 接続情報の設定
連携する Wi-Fi ストレージの接続情報を設定します。
Wi-Fi 設定画面から、IP アドレス、保存先フォルダ名、SSID、SSID パスワードを 入力し、OK ボタンをタップします。

2) ユーザ ID の設定
SmartNS で設定した、マイナンバー管理担当者の ID を設定します。
ユーザ ID 設定画面より、ユーザ ID を入力し OK をタップします。

3) 開錠対象の選択
あらかじめ SmartNS の開錠対象管理機能で設定した、開錠対象ユニット名が表示 されるので、
開錠対象の名称をタップします。

4) パスコードの入力
あらかじめ SmartNS で設定した、担当者のパスコードを 4 文字で入力します。

5) 再実行
設定した情報に間違いがあった際、再実行の画面が表示されます。
設定情報を変更した後、再実行ボタンを押して下さい。

使用方法

実際に varieKEY NS を使用して電子錠を開錠する方法を説明いたします。

① varieKEY NS を起動させます。
② 対象の電子錠を、管理区域ドアより選択します。
③ パスコードを入力します。
④ 認証が成功すると、ドアロックが開錠されます。
⑤ 開錠の履歴は、SmartNS の「開錠履歴ログ出力」から参照できます。

開錠履歴の表示方法

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varieKEY NS で電子錠を開錠した履歴を、SmartNS で表示、
または SD カードに CSV 出力する手順を説明いたします。

操作前に、SmartNS のアクションエリアのアイコンが、「Wi-Fi 接続済みアイコン」および
「SD カードマウントアイコン」となっていることを確認し、実行して下さい。

また、操作の完了時には静脈認証または NFC+パスコード認証が必要となります。

① 出力種別選択エリア
操作ログの出力方法を「表示」または「CSV 出力」から選択しタップします。
○表示→画面上に操作ログが表示されます。
○csv 出力→ファイルはパスワード付き ZIP ファイルで保存されます。
パスワードは認証者のパスコード 4 桁となります。 ファイル保存先は次の場所となります。
・システムフォルダ利用時…SD カード¥SmartNS¥openlog.zip
・独自フォルダ作成時…SD カード¥独自フォルダ名¥openlog.zip

② 出力期間選択エリア 開錠履歴ログの開始日付と終了日付を選択します。

かんたんにセキュリティの強化

SmartNS は、生体認証を用いたマイナンバー管理担当者の識別や操作履歴の保管等、
従業員のマイナンバーを安全に管理・保管する機能が多数搭載されています。

そこに、物理的なセキュリティ能力を高めてくれる varieKEY NS も使えば、
マイナンバー の漏えいのリスクはかなり低くなると考えられます。

varieKEY NS はかんたんな設定をするだけで、電子錠の開錠が安全にできて便利です。
マイナンバーの保管・管理を強固なセキュリティで行いたい場合は、
SmartNS と合わせてvarieKEY NSも是非お使いください。

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